
キティの紹介
生後 3 ヵ月、避妊手術済みのメス、雑種の仔猫
- キティは、身体検査とワクチン接種のために来院しています。
- 地域の動物シェルターによって救出された後、今の飼い主に引き取られる約 3 週間前に避妊手術を受けました。
- 現在、飼い主は、缶詰の仔猫用フードを与えてきますが、成長期のキティに最も適した給餌方法を知りたいと思っています。

子犬と子猫
避妊・去勢手術後のペットではエネルギー要求量が減少
避妊・去勢手術により、ペットの肥満リスクが高まる可能性があります。多くの場合、犬・猫が避妊・去勢手術を受ける年齢はペットの成長速度とエネルギー要求量が自然と減少する時期と重なります。また、避妊・去勢手術後の動物は、食欲が増加する傾向がある一方で、基礎代謝、つまり安静時に身体機能を保つために必要なエネルギー量が低下します。
キーメッセージ
- 次の理由により、避妊・去勢手術後はペットのカロリー摂取量を減らすことが重要です。
- 過体重または肥満の犬は、さまざまな慢性疾患の発症、寿命の短縮および生活の質の低下のリスクが増加します。
- 過体重の猫は、糖尿病、便秘、整形外科的疾患、下部尿路疾患および皮膚疾患に罹患する可能性が高くなります。
- 避妊・去勢手術後はエネルギー要求量が減少することを考慮して、カロリー摂取量をおよそ 30% 減らす必要があります。それ以降は、やせ気味で健康な体型を維持するように給与量を調節します。


関連ツールおよびコンテンツ:
不妊手術を行った猫の栄養管理 - Jennifer A. Larsen
不妊手術を行った猫は過体重や肥満になる可能性が高まります。日本語の翻訳版のない英語の記事へのリンクです。
日本語の翻訳版のない英語の記事へのリンクです。
飼い主と共有するには:
理想的なボディコンディションを サ ポ ートするた め の 食 餌: 避妊または去勢後の栄養
飼い主様にこのパンフレットを共有し、ペットの去勢または避妊後に栄養の必要性が変わる可能性があることを説明しましょう。
補足情報
Salt, C., Morris, P. J., Wilson, D., Lund, E. M., & German, A. J. (2019). Association between life span and body condition in neutered client-owned dogs. Journal of Veterinary Internal Medicine, 33, 89–99.
Eirmann, L. A. (2014). The challenge of providing feeding recommendations for puppies after neutering. Proceedings of the Purina Companion Animal Nutrition Summit: Nutrition for Life, Austin, Texas, 25–31.
Larsen, J. A. (2017). Risk of obesity in the neutered cat. Journal of Feline Medicine and Surgery, 19(8), 779–783.